業の皆様へ

潜在保育士の現状

「潜在保育士」とは?

潜在保育士とは「保育士の資格を持っていても、保育士として働いていない人」のことです。

  • ①保育士としての勤務経験があり、現在離職している人
  • ②資格は取ったが一度も保育士として勤務したことがない人

厚生労働省は、約76万人の潜在保育士がいると発表しています。保育士資格の取得者は多く、累計で150万人を超えていると言われています。
つまり、保育士の資格取得者の半数近くもの人が保育士として働いていないのです。

夢を抱いて保育士を目指したはずなのに、なぜこのように多くが「潜在保育士」になってしまうのでしょうか?

年代別 保育士が潜在する理由

年代
  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代
  • 60代以上
就職しない理由
  • 20代~30代求職しているが条件が合わない
  • 40代就職に不安がある
  • 50代就職する必要性を感じない
    就職に不安がある
  • 60代以上就職する必要性を感じない
    求職しているが条件が合わない
就業への不安要素
(個人)
  • 20代自身の健康体力
  • 30代~40代家庭との両立
  • 50代家庭との両立
    自身の健康体力
  • 60代以上自身の健康体力
就業への不安要素
(職場環境)
  • 20代賃金
  • 30代~50代勤務時間
  • 60代以上勤務時間
    職場の年齢層
離職理由
  • 20代賃金・結婚出産
  • 30代~40代家庭との両立・育児・介護
  • 50代家庭との両立・育児・介護
  • 60代以上定年
  • 全年代子供が好きで仕事についたので、自分の子供をみたい
    職務の大変さ、責任の重さに対して給与が安い

※参照:潜在保育士ガイドブック・厚生労働省

潜在保育士の75パーセントは配偶者あり、69パーセントが子供あり。

保育園で就労していない理由の多い回答
  • 賃金が合わない
  • 子育て・家庭との両立ができない(勤務時間)
保育園で就労するにあたっての不安要素の多い回答
  • 賃金
  • 勤務時間

このように、20代では責任の重さに対する給与の低さがモチベーションの低下を招き、3年以内での離職、また、30代40代では結婚出産による自身の子供の保育、50代以降では介護などの事情で、家庭との両立が出来ない【勤務時間】がネックとなり、能力ある保育士を多くの潜在保育士にしているという現象が起こっています。
逆に、この不安要素が取り除ければ保育士として復帰したいという人は6割超もいることから、依然保育士として活躍したいと思っている方も多いのです!

保育士資格を持つ方に対する
弊社の取り組み・考え方

弊社は、能力ややる気はあるけれども、公開される求人情報とのミスマッチで復職を諦めている潜在保育士さんの働きがい・生き甲斐をサポートしたいと考えています。

どうしたら不安要素は取り除かれ、活躍できる保育士さんは増えるのか?園の保育士不足は解消されるのか?
統計だけでは見えてこない個々の事情も、国家資格を持つキャリアコンサルタントが細かくサポートして就職支援を行います。

再就職のために求めるもの

年代
  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代
  • 60代以上
求めるサポート
  • 20代①研修
    ②就職情報
    ③個別相談の機会
  • 30代①業界の情報
    ②就職情報
    ③個別相談の機会
  • 40代①就職情報
    ②業界の情報
    ③研修
  • 50代①就職情報
    ②業界の情報
    ③個別相談の機会
  • 60代以上①研修
    ②就職情報
    ③業界の情報
希望する勤務形態
  • 20代フルタイム
  • 30代以上パート
有効な求人媒体
  • 20代①ハローワーク
    ②HP/張り紙・チラシなど
  • 30代①ハローワーク
    ②求人広告
  • 40代①求人広告
    ②ハローワーク
  • 50代①求人広告
    ②ハローワーク
  • 60代以上①ハローワーク
    ②求人広告
希望する研修内容
  • 全年代保護者対応・保育実技・救命救急・発達心理学・クレーム対応など
望ましい研修の形
  • 全年代集合研修・通信教育・e-ラーニングなど

※参照:潜在保育士ガイドブック・厚生労働省

潜在保育士さんを就業に結びつけるために・・・

潜在保育士が復帰しやすくするためには以下の対策が必要とされています。

  • ①労働条件・処遇の改善
    給与アップのほか、勤務時間や人間関係などの「働きやすい環境作り」のための取り組みも必要です。
  • ②子育て・家庭との両立の支援
    ママさん保育士、自分の子供を持ったからこそわかる保護者の気持ち。保育士がサポートしてほしい上位に挙げられる保護者対応も、ママさん保育士なら活躍できる場所なんです。その能力を活かすためには、日中、が自身の子どもを保育園に預けられることが必要です。
  • ③再就職のための研修・情報提供
    ブランクのよる不安、保育士としてすぐに現場に入るためにも「研修」や「就職の情報」「保育に関する最新情報」の提供なども求められています。
  • ④求職に対するマッチング支援
    復帰に向けた相談や個々の希望の勤務条件に応じた保育園紹介、求人と求職者のマッチングなどの就業支援が求められています。

常に募集しているのに保育士不足がなかなか解消しない。具体的にどうしたら良いの?

自分の子供が小さいけどまた保育士として働きたい。私が活躍できる保育園ってあるの?

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